Diary


02年01月09日 放棄天国

 

 うぐぅぅ… う、動けない!!!

 今日は5時に目が覚めたけど、動き出したのはなんと7時…

 布団が恋しいとかそんなんじゃなくて、筋肉が痛くて動かせない!!

 通常時の筋力があれば、そんなこといいつつも起きられるのに、

 弱った筋肉に筋肉痛の追い討ちで布団をどかす事ができない。

 これは一番ひどかった頃の症状と似て非なるものですなあ。

 あの頃は、腰が重点的に痛くて、体に力を入れるのが難儀だった。

 それに、あの頃だったら痛みで目が覚めるような感じだっただろうし…

 

 いやはや、昨日の2キロ徒歩で、「腹筋」「背筋」「太腿」「脛」すべてがピクピクに痙攣。

 歩けるけど膝がカタカタ言っちゃいます。

 こりゃあ今度からサイクリングじゃなくて徒歩にしないとだめだな、リハビリ。

 

 まぁ、そんなことは就活が本格的になる頃までに克服すれば良い事。

 1日1キロのウォーキングでもして全身の筋力を取り戻すしかない。

 ヘルニア自体はほとんど治ってるという事なのだから。

 しかし、問題はよりによって今日と言う日に体の自由が利かないと言う事!!!

 政治学の単位を取る為には出なきゃいけない日なのだ。

 

 これはなんとしても行かねば!!

 

 しかし…

 

 カタカタカタカタ…

 

 筋肉が疲労してて思うように体を支えられない。

 起床直後に立ちあがろうとしたら、腰がグキッと来る程。

 へこみました。ヘコムのはヘルニアだけでイイのに…

 そして、いつもの体勢(椅子に上半身を預けて正座)で足腰のスジを伸ばすべくストレッチ。

 かれこれ4時間… 11時半だ。

 あと1時間で家を出なければ授業には遅刻。

 間違っても1時くらいには出ないと…

 焦る俺、もはや気合でカバーするしかあるまい。

 

 俺「よっしゃぁぁぁぁ!!!! 行ける行けるぞっ!!」

 ガバッ!!!

 …へろへろへにゃぁぁ〜〜〜〜〜

 俺「!? な、何故だ、動け、動けTHE−○!!」

 

 

 12時半…

 

 

 母「ご飯よぉ〜」

 俺「ハァイ、ママン♪(血涙)」

 

 もう親もいくつ放棄しようが構わないけどさっさと筋力戻しなさいよね、って諦め入ってるし…

 い、いや、政治学はきっと「テロ」「小泉改革」「民営化」「真紀子」あたりの問題が出るだろうから、

 そこらで激論できるようにしておこう、そうすれば取れるさ、きっと!!

 (もはや過ぎたことなので自分を慰めるのみ)

 

 母「ところで、Oさん(同僚)とE子(妹)と一緒にカラオケ行くんだけど、行くの?」

 俺「………。え〜、どうしようかなぁ。」

 

 なぜ学校に行けなくて

 絶望感丸出しの俺がカラオケに?

 この人はたまにとんでもない事を言い出す。

 

 つーか、カラオケで椅子に座りっぱなしは腰に悪いからって、

 友達の誘いすら断ってるんすけど?

 アニソンを封じられたらレパートリーが5分の1くらいになる俺としては、

 妹とカラオケっつーのがまず辛いし。

 

 2時… もはや今から学校に行っても着くのは授業が終わる頃だろう…

 足はまだふらつくけど大分良くなった気がするので、

 とりあえず今日から徒歩のリハビリをはじめよう、と、お買い物に向かう。

 

 テクテクテクテク…

 テクテクテクテク…

 

 帰宅。この距離100mに満たず。

 忘れていた。

 弱った足腰は、冷たい空気に触れると関節が軋むんだった。

 あっという間に断念…

 しかし、リハビリをやろうと決心したからには行かねばならぬ…

 自転車を足の代わりに、いざ、古本屋へ!!!

 

 ここで余計な事をかます俺…

 せっかくのリハビリ、すぐに目的地に着いてしまってはエクササイズにならん。

 だから、遠回りしよう。

 仲間内では匹敵する者がいないほどの方向音痴の俺でも、

 地元では迷うまい。

 

 

 迷いました。

 

 

 右折と左折を繰り返しながら、地道に見覚えのある道と交わるのを待つ俺。

 この間、ペダルから足を踏み外して勢い余った足の筋がビックーンとかなったり…

 結局、お目当てのシティーハンターも、重そうだから今はやめておこう…って…

 2日連続でお目当てのものを買わずに退散ってのもいやだから、

 今は買うつもりの無かった本買っちゃうし…

 ロードス島戦記〜英雄騎士伝〜1〜4、ガバメンツ1、シリウスの痕1…

 しめて1942円。

 もっと状態の悪い本置いてくれなきゃ…

 どうせ何回も読むから汚れるし…

 100円以下の古本って買うと得した気分だよねェ…

 

 フゥ… 

 

 明日があるさ。

 

 

外伝〜迷子の血統〜

 …ここで、俺に匹敵する迷子野郎の伝説をお聞かせしましょう…

 

 その昔、R大受験の帰りに電車を間違えたり、I大受験の帰りに町名が変わるまで

 迷ってる事に気が付かなかった…

 いや、迷っている事を認めなかったりした俺ですが…

 その俺を遥かに凌ぐ恐ろしい男がいました。

 

 それは、我が弟です。

 

 やつが某TDUを受験する時の朝…

 メールの着信で目が覚めました。

 携帯を手に取り、メールを見ると、弟から3通のメールが・・・

 

 メール1「京浜でいいのか?」

 メール2「さいたま新都心って東京か?」

 メール3「今、大宮なんだけど。」

 

 さて4択です。

 TDUは神田にありますが、日暮里から行くとして…

 京浜東京方面、大宮方面行き、山の手外周り、内周りのウチ、

 いつまで経っても到達できないのはどれでしょう?

 

 答え…

 京浜大宮方面行き。

 25%の選択であいつは数学の試験に遅刻しました。

 どうして大宮行きに乗ったのか、聞いて見たところ…

 

 弟「人が沢山そっちに行ったから。」

 

 

 お前は他人が線路に飛びこんだら飛びこむのか!?

 

 ていうか「さいたま新都心」で気付けよ!

 

 埼玉は東京か?!

 


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